銀行口座調査というのを聞いたことがあるでしょうか?
「ある人物が所有している銀行口座を把握したい」
「銀行口座から所有者の氏名や住所などの情報を得たい」
というケースに行う調査です。
銀行口座調査を行うことでどのようなことがわかるのか、また、具体的にどのようなときに行う調査なのか見ていきましょう。
そもそも銀行口座調査とは
まずは、そもそも銀行口座調査がどのようなものなのか説明します。銀行口座調査とは、ある人が所有している銀行口座の有無や数を調べ、預金残高や隠し財産がないかを調べることです。また反対に、特定の銀行口座から、その口座の持ち主の氏名や住所を特定することもできます。
銀行口座調査のために必要な情報
では次に、銀行口座調査をするために最低限必要な情報にはどのようなものがあるか、調べたい内容ごとに見ていきましょう。
ある人物が所有している銀行口座について調べたい場合
元夫や債権者などが、どの銀行にいくつくらい口座を持っているのか、また預金残高はいくらくらいなのか知りたい場合は、少なくとも以下の情報を持っている必要があります。
・氏名(フルネーム)
銀行口座は基本的に本名をフルネームで開設するものです。そのため、どのような金融機関であっても、調べたい人間の本名は欠かせません。また、名前の漢字だけではなく、読みについても正確なものを用意する必要があります。例えば、「山崎」という名字が「ヤマサキ」と読むのか、「ヤマザキ」と読むのかといったことも把握しておかないといけません。些細な問題ですが、濁点の有無ひとつでも調査結果が大きく左右されますので、注意してください。
・生年月日
生まれ年だけではなく、月、日はまで正確に把握しておいてください。
・住所
口座を調べたい人物の現住所を把握しておきましょう。また、前の住所など、住所に関してさらに分かることがあれば依頼に際に提出してください。情報が多ければ多いほど、調査もスムーズに進みますし、より結果が出やすくなります。
銀行口座から所有者を特定したい場合
金銭の振り込みトラブルや、その他の様々な理由で、銀行口座や名義人は判明しているものの、その口座の所有者がどのような人物で、どこに住んでいるのかといった情報が全く分からないという状況に直面することがあります。このような場合、多くの方が、その口座の所有者を特定したいと考えるでしょう。銀行口座の所有者を特定したいというニーズは、個人間のトラブルから、企業間のトラブルまで、多岐にわたります。例えば、ネットショッピングでの詐欺被害や、悪質な投資勧誘、不倫相手の身元特定、相続問題など、様々な場面で、銀行口座の所有者を特定する必要が生じることがあります。
このような状況において、銀行口座の所有者を特定するためには、専門的な知識と調査能力が必要となります。もし、口座の所有者の名前や銀行口座の情報が既に明らかになっているのであれば、その情報を提供するだけで、口座所有者の特定調査を依頼することができます。もちろん、他にも情報があれば、調査はよりスムーズに進みます。例えば、口座の開設日、取引履歴、過去の住所情報など、提供できる情報が多いほど、調査の精度は高まります。いずれにしても、調査を依頼する際には、自分が持っている情報をすべて提供するというのが鉄則となります。提供する情報が多いほど、調査はスムーズに進み、より正確な結果を得ることができるでしょう。銀行口座の所有者を特定することは、様々なトラブルを解決するための重要な第一歩となります。もし、あなたが、銀行口座の所有者を特定する必要があると感じているのであれば、まずは、探偵事務所や興信所に相談してみることをお勧めします。
銀行口座調査を依頼するケース
銀行口座調査をしたいと考えるきっかけにはどのようなものがあるのでしょうか。銀行口座調査を依頼する事例を見ていきましょう。
前の夫が養育費を支払ってくれない
離婚後の養育費に関するトラブルは、残念ながら、非常に多く見られるケースの一つです。特に、離婚の原因が配偶者の不貞行為であった場合、離婚後の養育費の支払いを巡って、トラブルが発生する可能性が高くなります。例えば、ある女性が、夫の浮気が原因で離婚することになり、小学校低学年の子供を一人抱えて、離婚後の生活をスタートしたとします。離婚する際に、元夫との間で、毎月決まった金額の養育費が支払われるという約束を取り付けたにもかかわらず、半年が経過した頃から、養育費の支払いが突然途絶えてしまったとします。女性自身もパートタイムで働いてはいましたが、養育費なしでは、子供を養育していくことは経済的に非常に困難な状況に陥ってしまいます。元夫に連絡を取ると、「金がなくなった」の一点張りで、具体的な説明をしようとしません。預金通帳を見せてもらうと、確かに残高がほとんどない状態でした。しかし、離婚時には十分な貯蓄があったはずですし、どうやら元夫は現在も仕事を続けているようなのです。
このような状況に、女性は大きな疑念を抱きます。離婚時に充分な貯蓄があったはずなのに、半年でなくなるはずがない、元夫は養育費を支払いたくないために嘘をついているのではないか。このように考えた女性は、元夫が養育費逃れのために嘘を言っているのではないかと疑い、真実を確かめるために銀行口座調査を依頼することを決意しました。養育費の支払いは、子供の健やかな成長を支えるための重要な権利です。元夫の言葉だけを鵜呑みにせず、真実を明らかにするための行動を起こした女性の選択は、非常に賢明であると言えるでしょう。銀行口座調査は、養育費の支払いを巡るトラブルを解決するための、有効な手段となりえるのです。
離婚した妻が隠し口座を持っている可能性がある
離婚における財産分与は、夫婦が婚姻期間中に協力して築き上げた財産を公平に分割する手続きであり、銀行口座調査が重要な役割を果たすケースの一つです。例えば、ある会社員の男性が、5年間連れ添った妻と離婚することになったとします。共働きで、お互いに仕事が忙しい毎日を送っていたため、すれ違い生活が続き、結果として離婚という選択に至りました。自立心の強い二人は、銀行口座も別々に管理しており、「生活費以外は、自分のものは自分のお金で買う」「お互いの仕事や稼ぎについては干渉しない」というルールで生活していました。離婚する際には、財産分与を行う必要があり、それぞれの預金残高を公開し合うことになりました。そこで男性は、妻の預金残高があまりにも少ないことに驚愕しました。妻は大手企業に勤務するキャリアウーマンであり、特に浪費癖があったわけでもありません。そのような妻の預金残高が、あまりにも少なすぎるため、男性は不信感を抱きました。
男性は、妻が離婚に際して、財産分与を不当に逃れるために、別の口座に財産を移し、預金残高をごまかしているのではないかと考えました。このような疑念を抱いた男性は、真実を明らかにするために、銀行口座調査を依頼することを決意しました。財産分与は、離婚する夫婦にとって、重要な権利であり、公平に行われるべきものです。相手が、財産を隠して、財産分与を不当に逃れようとしている疑いがある場合には、銀行口座調査を行うことは、正当な権利を守るための有効な手段と言えるでしょう。
死んだ父親の銀行口座を明らかにしたい
相続手続きは、亡くなった方の財産を、法律で定められた相続人が引き継ぐための重要な手続きです。しかし、相続手続きを進める中で、被相続人(亡くなった方)の財産の全容が明らかにならないケースがあり、その際に、銀行口座調査が必要となることがあります。例えば、ある男性の父親が、不慮の事故で突然亡くなったとします。母親は既に他界しており、父親の財産の相続権は、男性を含む3人の兄弟にのみに発生しました。相続手続きを進める中で、兄弟たちは、父親がメインで使用していた銀行口座は把握できていたものの、生前、父親が「他にも銀行口座を持っており、そちらに財産を貯めている」と話していたことを思い出しました。父親は、しかるべき時期が来れば、遺書を作成し、その口座情報を兄弟に伝えるつもりでいたようですが、不慮の事故で亡くなってしまったため、遺書は残されていませんでした。
父親の生前の話から、メインの銀行口座の残高よりも多い財産を、複数の口座に分けて貯蓄していた可能性が高く、男性は、遺産相続を円滑に進めるためには、父親のすべての銀行口座を明らかにする必要があると考えました。このような状況において、銀行口座調査は、被相続人の財産を正確に把握するための重要な手段となります。銀行口座調査を行うことで、相続人は、被相続人が所有していた隠し口座や休眠口座を発見し、相続財産の全容を明らかにする事ができます。また、複数の銀行口座に財産が分散している場合でも、銀行口座調査を行うことで、全ての財産を漏れなく把握し、遺産分割協議を円滑に進めることができます。
ネットで買い物をしたが送金しても商品が届かない
近年、インターネットを利用したオンラインショッピングは、私たちの生活に深く浸透していますが、それに伴い、ネット上での取引トラブルも増加しています。特に、個人が運営しているサイトやフリマアプリなどを利用した取引では、代金を支払ったにもかかわらず、商品が届かないというトラブルが後を絶ちません。例えば、ある女性が、個人が運営しているウェブサイトで、ブランドの衣類を複数購入したとします。購入手続きが完了し、女性は衣類の代金として数万円を指定された銀行口座に振り込みました。無事に送金も完了し、あとは商品が届くのを待つばかりでしたが、一向に商品が発送される気配がありません。
不安に思った女性が、ウェブサイト運営者にメールを送って問い合わせてみましたが、返信がない状態です。このような状況に、女性は詐欺被害に遭ったのではないかという疑念を抱き、真実を確かめるために、銀行口座から相手を特定するための銀行口座調査を依頼することを決意しました。ネットショッピングのトラブルは、個人では解決することが難しいケースが多く、泣き寝入りしてしまう方も少なくありません。しかし、銀行口座調査を行うことで、詐欺行為や悪質な取引を行った相手の身元を特定し、損害賠償請求などの法的措置を講じることができる可能性があります。銀行口座調査は、ネットショッピングにおけるトラブルを解決するための、有効な手段となりえるのです。
銀行口座調査を行うきっかけは、私たちの日常生活の中に数多く存在します。これらのきっかけは、多くの場合、金銭に関わるトラブルや、人生における重要な決断を迫られる場面で生じます。例えば、配偶者の浮気や不倫による離婚、遺産相続における財産分割、養育費の未払い、ネットショッピング詐欺など、私たちの生活に大きな影響を及ぼす可能性のある問題ばかりです。これらの問題は、放置すれば、経済的な損失だけでなく、精神的な苦痛や人間関係の悪化をもたらすこともあります。そのため、これらの問題を解決するためには、事実関係を正確に把握し、適切な対応をとることが重要となります。銀行口座調査は、これらの事実を明らかにするための重要な手段の一つです。
もし、あなたが、金銭に関するトラブルで銀行口座の調査を検討しているのであれば、まずは、アーガスリサーチにご相談ください。アーガスリサーチは、長年の調査経験と、専門的な知識を持った調査員が、お客様の抱える問題を解決するために、全力でサポートいたします。当社の専門家が、お客様の状況を丁寧にヒアリングし、最適な調査プランをご提案いたします。また、調査結果については、詳細な報告書を作成し、今後の対応についてもアドバイスさせていただきます。銀行口座調査は、個人で行うには限界がある調査です。専門的な知識や技術、そして独自の調査ルートが必要となるため、プロの探偵事務所に依頼するのが最も安全で確実な方法です。アーガスリサーチは、お客様のプライバシーを厳守し、安心してご依頼いただけるよう努めておりますので、まずはお気軽にご相談ください。