配偶者や子ども、知人が急に行方不明になってしまった場合、すぐに警察に届けを出すのが一般的ですが、状況によっては積極的に捜査をしてもらえないこともあります。誰にも頼ることができない状況で家出人を探さなければならないとき、どのような行動に出るのが正解なのでしょうか。
今回は、家出調査を自分でおこなうときの方法や注意点などをご紹介します。
家出調査を自分でおこなうときの方法とは
夫婦間や親子同士のケンカなどで家出をした人がいる、知人で失踪してしまった人がいる、このように人間の捜索をすることを家出調査といいます。人探しも同様の意味です。
緊急性が低い、事件性が低いなどと判断されると、警察の捜査が積極的におこなわれないこともあるため、自身で捜索をする必要があるケースは少なくありません。思い当たる場所に掛け合っても見つからず、電話やメールをしても応答がないという場合、一体どのようにして探すのが良いのでしょうか。
インターネットで調べる
インターネット時代とも言える現代。2019年時点で世帯のスマートフォン所持率は80%を超え、パソコンも約70%と高い数字となっています。誰もが気軽にネットにアクセスできる現代だからこそ、家出調査にもインターネットが使えます。家出人の名前を検索することで、何らかの情報が得られるかもしれません。家出人本人でなくとも、その周囲の知人のSNSやブログ等が見つかり、そこから家出人の居場所が割り出せるというケースもあります。万が一、何らかの事件に巻き込まれている場合、その情報がヒットする可能性もあります。インターネット時代だからこそ、使えるものは積極的に利用して調査を進めてみましょう。
SNSで調べる
家出人が若い世代であればSNSを利用している可能性は高いです。LINEやFacebook、Instagram、Twitterなどいろいろな種類がありますが、思いつく限りのSNSを利用して家出人のアカウントをチェックしてみましょう。
LINEで連絡をしてみる、Facebookから家出人の友だちをチェックする、Instagramに家出人の写真が載っていないかチェックする、Twitterで家出に関するつぶやきがされていないかをチェックするなど、利用の仕方はたくさんあります。
とくにTwitterは最も手軽に更新でき、心の声をつぶやく場として利用する人も多いため、家出人の居場所特定や足取りを知るのに有効です。何か知らの情報がないかチェックしてみましょう。
家出した人の家や私物を調べる
家出をした人の家や私物を調べることで、家出人がどこに向かったのかを知ることができるケースもあります。レシートや領収書をチェックして飛行機や新幹線などのチケットを購入した痕跡がないか、本や雑誌の傾向からどこの土地に行ったか推測できないか、など、意外と家の中の物や私物から家出人の行先のヒントを得られることもあります。
また、通帳や印鑑、キャッシュカードなどがなくなっている場合、長期的かつ計画的な家出であるとも推測できます。逆に、私物があまりなくなっていないという場合は、突発的な家出だと予想することもできます。スマートフォンや財布などの身近なものすら置いていっているという場合は、何らかの事件に巻き込まれている可能性もあるため安心はできません。どのような物がないのか、逆にどのような物が置いていかれているのかをチェックしてみましょう。
家出した人のよく行く場所を調べる
家出人がひいきにしていた店、よく訪れていた場所などが分かる場合には足を運んでみましょう。もしかするとその場所に潜伏していたり、店の人がなんらかの情報を持っているかもしれません。その周辺にいる人たちに聞き込みをすることで、目撃情報がえら得るという可能性もあります。その際にスムーズに聞き込みをするためにも、家出人の写真を複数枚用意して人々にすぐ見せられるようにしておきましょう。
家出した人の知人を訪ねる
家出人の友人や知人を訪ねるというのも有効な捜索方法です。家出をしたものの行き場がなく、友人知人宅に身を寄せているというケースは少なくありません。とくにホテル滞在などの資金力がない人の場合、友人知人に頼る傾向が高くなります。
友人知人宅にいない場合でも、何らかの情報が得られる可能性もあります。事前に家出を示唆するようなことを聞いていた、家出後の行先の相談をされていたなど、具体的な情報につながるケースも高いです。どんな些細なことでも情報が得られれば調査は進展します。日頃から交友のある人を訪ねて、家出人の状況を相談してみましょう。
ビラを作って配布する
家出人の顔写真や体型の特徴、失踪時の服装、年齢、心当たりがあった際の連絡先などを記載したビラを作成し、家出人が行きそうな場所、よく訪れていた場所などで配るという方法もあります。アナログな方法だと思われるかもしれませんが、不特定多数の人の目に入るため、意外なところから有益な情報が得られる可能性もあります。ビラ配りのタイミングは、朝晩の通勤退勤時や休日の昼間、お出かけ時などを狙うのが良いでしょう。より多くの人が外に出ているタイミングで駅周辺などを中心に配りましょう。
定期的にビラ配りをするのが難しいという場合はビラをポスターにして貼っておくという方法もあります。駅構内やスーパー、コンビニなど、その施設の担当者に許可を受ける必要がありますが、状況を説明して貼らせてもらえる場所に貼りましょう。
自分で家出調査をする際の注意点とは
家出調査は初動がとても大切だと言われています。失踪から時間が経てば経つほど、家出人が遠くに行ってしまう可能性が高く、なんらかの事件や事故に巻き込まれてしまう可能性も高まります。自分で家出調査をするという場合は、速やかにすぐに動くことが大切です。
また、自分で家出調査をしてもなかなか成果が得られないという場合、調査のプロに依頼をするという選択を取ることも大切です。先述している通り、調査に時間をかければかけるほど見つけ出せる可能性が低くなっていきます。調査のプロといえる興信所などのサービスを利用して、いち早く家出人を見つけ出すことが大切です。
アーガスリサーチでは、所在調査という形で家出人を捜索する調査もお引き受けしております。家出調査のケースはさまざまで、浮気や不倫、金銭トラブル、家族喧嘩などをはじめ、昔お世話になった人の住所が知りたい、別れた夫の現住所が知りたいなどのパターンもあります。意外にもたくさんの方々がご利用されておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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