家出調査とは? 一体どのような調査なの?

家出調査とは? 一体どのような調査なの?

「家族が行方不明になってしまった」「プチ家出をすると言って出て行ったきり帰ってこない」このような場合、一刻も早く居場所を明らかにすることが大切です。
どこか友だちの家にでも行っているのだろうなどと悠長に考えていると、思わぬ被害や犯罪に巻き込まれている可能性もあります。
今回は、家出調査とはどのような調査なのか、どのくらい大切なものなのかなどを解説していきます。

家出調査とは?

家出調査とは、家出してしまった人や行方不明になってしまった人、認知症などによって徘徊してしまった人などを探す調査のことを言います。家族や知人が行方不明になってしまったという場合、まずは警察に届けるのが一般的ですが、事件性が低かったり緊急性が低いなどと判断されると積極的に捜索してくれない場合もあります。しかし、その間にも家出人が何らかの事件やトラブルに巻き込まれている可能性もあるのです。
家出人の安全と命を守るためにも、なるべく早い段階で家出調査を開始することが大切です。

家出調査に必要なものとは

家出調査をするにあたって、一番大切になるのは情報です。どんな些細なことでも、何かしらの手掛かりになることがあります。一体どのような情報が必要になるのかを確認していきましょう。

家出人の基本情報

家出調査には、家出人の基本情報が必須です。家出人の名前、年齢、生年月日、身長、体重、外見の特徴など、基本的な情報はまとめておきましょう。ホクロの位置や髪型、髪色、家を出たときに身につけていた洋服や靴、バッグなどの細かな情報も家出調査の大きな手掛かりとなります。情報が多ければ多いほど調査に役立ちますので、家出人の基本情報を箇条書きにするなどしてメモしておきましょう。

家出人の写真

家出人の写真も家出調査には欠かせないものとなります。1枚だけでなく、なるべく多くの枚数を用意するのがおすすめです。正面を向いたものだけでなく、横顔や後ろ姿、バストアップ、全身が写っているものなど、バリエーションをつけて用意しましょう。
家出人本人だけでなく、家出人がよく合っていた友人などの写真もあると捜索に役立つことがあります。
データでスマホに入れているとサッと確認したいときに手間取る可能性もあるので、できればプリントアウトをしておくほうがおすすめです。

家出人の行きつけの店や場所の情報

家出人がよく訪れていたお店や場所などがわかっている場合は、その場所の名前や住所がとても大きな手掛かりになることがあります。もしかするとその場所に潜伏していたり、立ち寄ったりしていたかもしれません。お店の人や近隣の人からの目撃情報などが得られる可能性もあるので、行きつけの店や場所の情報は多ければ大いに越したことがありません。思いつく限りのお店や場所の名前を書き出してみましょう。

通帳やATMの利用明細

通帳やATMの利用明細などがある場合には必ず確認しておきましょう。家出の前にいくら現金を引き出しているかで、家出人がどのくらいの距離を移動しようとしていたのかを想像することができます。家出人が外を放浪するのに何百万円単位の退勤を持ち歩くのは現実的ではありません。数十万円単位で現金を引き出しているという場合は飛行機に乗っている可能性もあります。その一方で、現金を引き出した履歴がないという場合は、あまり遠く離れた場所に行っていないと推測することもできます。通帳やATMの利用明細は家出人の足取りを推測するのにとても役立つ情報になるのです。

レシートやクレジットカードの明細

家出人がなにかを購入したときのレシートやクレジットカードの明細なども捜査をスムーズにするアイテムです。たとえば家出に使うための大きなリュックや食料などを購入していたことがわかれば、家出は計画的なものであり長距離の移動をしているかもしれないと推測することができます。クレジットカードの明細が自宅に郵送されてきているという場合は、明細を見ればどのお店でクレジットカードが使われたかが確認できるので、家出人がいたであろう場所を特定するのに役立ちます。
レシートやクレジットカードの明細など、一見家出調査に無関係と思われがちなものでも立派な手掛かりになるのです。

家出調査は初動が大切!

家出調査は早く動けば動くほど発見率が高くなります。家出人が遠くに行ってしまう前に近所で見つけるのが理想的です。家出をしてから時間が経てば経つほど家出人の足取りがつかみにくくなり、どこに潜伏しているのかもわかりづらくなります。せっかく家出調査に乗り出たのになんの手掛かりもつかめない……となってしまうこともあります。
家出期間が長ければ長いほど何らかのトラブルや事件、犯罪などに巻き込まれるリスクも高くなるため、家出調査はなるべく早い段階でおこなうことが大切です。

家出調査はどこに依頼するのがいい?

家出調査をするにあたって、どのように調査をすればいいの? とお困りの方も多いかと思います。主な方法は以下の3つです。

・自分で捜索をする
・警察に捜索依頼を出す
・興信所に家出調査を依頼する

まず1つめの自分で捜査をするという方法はあまりおすすめできません。調査経験のない人が自分一人であちこちを巡り、家出人を探し出すという作業は途方もなく、かなりの時間が必要になります。先述もしている通り、家出調査は時間との勝負と言っても過言ではありません。調査に時間をかければかけるほど、家出人がさらに遠くに行ってしまう可能性があります。時間もリスクも多い自分での調査は避けたほうが良いと言えるでしょう。

次に警察に捜索依頼を出すという方法です。捜索依頼は出しておくに越したことはありませんが、こちらも先述している通り、事件性がないとみなされた場合は積極的に捜索をしてもらえないケースもあります。
警察に捜索依頼は出しつつ、興信所に家出調査を依頼するという方法が一番おすすめです。

興信所の調査員は捜索のプロであり、独自のノウハウがあります。年間を通してたくさんの依頼を承っているので、その経験を活かして家出人の居場所を突き止めます。
家出人の部屋や持ち出したものの確認、家出人の周辺情報などから潜伏場所を割り出したり、聞き込み調査などをおこなって居場所を突き止めます。興信所ならではの捜索ノウハウがあるので、家出人にお悩みの方はご依頼されることをおすすめします。



家出人トラブルにお悩みの方はぜひアーガスリサーチにご相談ください。アーガスリサーチは創業40年を誇る歴史ある興信所です。
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