マッチングアプリで出会った相手に騙された……相手の特定はできる?

マッチングアプリで出会った相手に騙された……相手の特定はできる?

今や若者だけでなく、40~50代の大人世代にまで普及しているマッチングアプリ。新たな出会いを求める人々が効率的に出会うことができ、とても便利なサービスです。マッチングアプリを通して出会い、結婚にまで至るというケースも年々増加傾向にあります。
しかしその一方で、マッチングアプリを介した詐欺トラブルが増えていることをご存じでしょうか。
男女間の恋愛感情を上手く手玉に取るような結婚詐欺やデート商法、上手い儲け話を持ち掛けてくる投資詐欺や副業詐欺など、いろいろな種類の詐欺トラブルが生じているのです。そこで今回は、マッチングアプリを通した詐欺にはどのようなものが多いのか、そして万が一相手に騙された場合はどのように対処すれば良いのかなどをご紹介していきます。
たとえば、マッチングアプリ上で「医師」「経営者」など社会的信用度の高い肩書きを名乗る相手から、短期間で急速に距離を縮められた挙句、高額な投資話や開業資金の捻出を求められるケースが報告されています。少しでも「おかしい」と感じたら、家族や友人など信頼できる人に相談するのがおすすめです。また、やり取りの内容は必ずスクリーンショットなどで記録し、証拠として残しておきましょう。被害を受けた可能性がある場合は、マッチングアプリの運営会社への通報はもちろん、消費生活センターや警察といった公的機関に相談することも念頭に置いてください。予兆を感じた段階で早めに対処すれば、大きなトラブルを未然に防げる可能性が高まります。

マッチングアプリに多い詐欺の種類と手口とは

結婚詐欺

結婚をすることを前提として交際をし、相手を騙すという詐欺です。「結婚のための軍資金が必要だからお互いにお金を出し合おう」「入籍前に企業をして安定させたいから資金を貸して欲しい」「実家の両親の入院代がかさんでしまって……」など、あらゆる口実を使って金銭を要求してくるケースが多いです。結婚の約束をしたのに具体的な入籍日を決めてくれない、両親や兄弟、友人に会わせてくれない、自宅に上げてくれないなどの場合は要注意です。ひと昔前までは女性の詐欺師が男性を騙すというケースが多かったのに対し、最近では男性の詐欺師が独身女性を騙すというケースも増えています。男女関係なく詐欺にかかる可能性があるため注意が必要です。

さらに、結婚詐欺師はSNSやマッチングアプリなどを駆使して、短時間で親密な雰囲気を作り出すこともあります。いわゆる「ロマンス詐欺」の手口として、遠距離恋愛のような状況を設定し、多額のお金を振り込ませたあとに突然連絡が取れなくなるといった被害も増加傾向にあるのです。もし相手が「会いたいのに仕事や事情で会えない」「今だけ困っているからすぐにお金を送ってほしい」という要求を繰り返すようであれば、少し距離を置いて冷静に相手を観察することが大切です。友人や家族に相談し、客観的に状況を判断することで、金銭を巻き上げられる最悪の事態を避けられる可能性が高まります。疑問や不安を感じたら、警察や消費生活センターに問い合わせてみるなど、早めに専門家の意見を仰ぐことをおすすめします。

また、詐欺師は突然の連絡断絶や口実の変更など、相手を混乱させる手法を巧みに駆使します。こうした兆候が見えたら、そのまま放置せずに必ず証拠を確保し、周囲に相談することで被害の拡大を防ぎましょう。

デート商法

異性間の恋愛感情を利用するデート商法は、恋人商法と呼ばれることもあります。何度かデートを重ねてお互いの仲を深め、信頼関係が築けたところで商品の売買を持ち掛けるという手法です。ひと昔前までは電話やナンパをきっかけとしていましたが、マッチングアプリの普及とともにアプリでの出会いを通してデート商法を仕掛ける詐欺師が増えました。結婚詐欺のように直接金銭を要求するようなケースは少なく、ほとんどの場合がなんかしらの商品を購入させるという手法です。本当は価値の低いアクセサリーや宝石、絵画などを高値で買い取らせたり、最近ではマンションなどの高額物件を購入させたりという大胆な手口も横行しています。特に「今だけ」「あなただけ」といった限定感を演出し、不安を煽って商品契約を急かすパターンは要注意です。普段は高圧的に勧誘せず、あくまでも恋人やパートナーとして信頼を勝ち取り、相手に「この人の言うことなら大丈夫」と思わせるのがデート商法の特徴といえます。一度でも商品を購入すると、「もっと高額な商品を買えば将来の資産になる」「これを買わないとあなたの運気が下がる」などと巧みに不安を煽り、さらなる出費を促す手口に巻き込まれるケースも少なくありません。もし勧誘内容や価格設定に疑問を感じたら、すぐに契約せず、家族や友人、専門機関に相談するなど、冷静に状況を見極めるようにしましょう。また、「二人の将来のため」などと甘い言葉で高額商品や投資案件を押しつけられるケースもあるため、実際の価値やリスクを冷静に吟味し、必要に応じて周囲に相談することが大切です。デート商法や恋人商法の被害事例を調べるだけでも、手口を知って自衛につなげることが可能になります。

投資詐欺

マッチングアプリでは投資詐欺の被害者も増加しています。デート商法と同じようにある程度の関係性を築き、相手の信頼を得たところで甘い誘惑をしてくるのです。「確実にもうかる投資がある」「みんな出資しているから大丈夫」「リスクなく投資ができる」などと甘い言葉がでた場合には要注意。投資をするにあたってリスクがないということはありません。確実に利益が出る投資話は怪しいと疑ってかかるほうが賢明です。上記の文句のほかに、「出資金を集めている」「出資額が多ければ多いほどリターン額が高くなる」「投資をするなら急いだほうがいい」なども詐欺師がよく使うワードです。特に「あなたが出資すれば他の人も安心して出資を決める」「一緒に投資をして将来の夢を実現しよう」といった言葉で親近感を演出し、自分を信頼させようとするケースも少なくありません。実際には投資商品や運用先の実態があいまいなままで、出資金だけを集めて計画倒れに終わる「ポンジ・スキーム」型の詐欺も多発しています。もし大きな金額を勧められたり、詳しい契約内容の説明がないままに出資を求められたりしたら、迷わず周囲に相談し、警戒を強めることが重要です。そもそも投資を「急かされる」時点で、冷静に考えてリスクを洗い出すべきサインだと言えます。
さらに、投資詐欺では「必ずもうかる」といった言葉の裏に、いくらでも嘘を塗り重ねる余地があります。運用実績や契約書の確認をさせてもらえない場合は、詐欺に巻き込まれるリスクが極めて高いと言わざるを得ません。一人で不安を抱え込まずに、家族や友人、消費生活センターなどに早めに相談することが被害拡大の防止につながります。

副業詐欺

近年では副業を許可する企業が増え、一般の会社員でも副業をしている人が増えました。副業の種類はさまざまで、クラウドソーシングやデリバリーの配達員、ネットショップ経営などたくさんの選択肢があります。そしてこれに伴い増加しているのが副業詐欺です。
先述している通り、副業といっても実にたくさんのジャンルがあります。パソコン一つ身一つあればできるものもありますが、これらは月に数万円程度分くらいしか儲けがなく、お小遣い稼ぎ程度の副業となるでしょう。その一方で、店舗経営や不動産投資など、ある程度の事業を自分で始め、それが成功すれば大きな収入となります。この裏に隠れているのが副業詐欺です。高額の副業収入を狙っている人に近づき、「開業資金に〇〇万円必要」などと金銭を要求して行方をくらますのです。
さらに、副業詐欺師はSNSやオンライン広告などを利用して「この案件は限定枠しかない」「初期費用だけであとは放置していても儲かる」といった魅力的な文句を散りばめ、一気に資金を集めようとすることもあります。契約時に「マニュアル購入」「サポート費用」「システム使用料」などと名目を変えて次々と追加費用を請求してくるケースもあるため、総額が膨れ上がる危険性も否めません。もしも高額な初期費用や短期間での決断を迫られたら、少しでも怪しいと感じた時点で家族や友人、専門家に相談し、冷静に判断することが大切です。「すぐに結果が出る」「絶対に失敗しない」といった極端な宣伝文句にも要注意で、大きなリターンを謳う案件ほど慎重な検証が必要といえます。

業者勧誘

いわゆるサクラと呼ばれているのが業者です。実際には存在しない人物でマッチングアプリに登録をし、別の有料サイトに誘導したり、必要以上にマッチングアプリ内で課金をさせたりという手法が一般的です。業者の多くは美男美女の写真をプロフィール写真として登録し、高収入高学歴などのハイスペックなプロフィールを登録している傾向にあります。プロフィール写真が1枚しか登録されていない、やたらと魅力的なプロフィール文が書いてあるなどの場合は要注意です。ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺に遭遇してしまう可能性があるため注意が必要です。
以上の中でも、やはりとくに多いのは結婚詐欺やデート商法です。マッチングアプリは男女の出会いを目的として登録している人が前提であるため、どうしても恋愛絡みの詐欺に引っかかりやすくなってしまいます。マッチングアプリで騙されたという場合はどのような対処をすればいいのでしょうか。
まずはアプリの運営元やサポートデスクに被害状況を報告し、相手とのやり取りの証拠(メッセージのスクリーンショットや送金の記録など)を保存しておきましょう。必要に応じて警察や消費生活センターなどの公的機関に相談することも検討してください。また、被害に遭ったことを周囲に相談することで、同じような手口に引っかかる人を減らすきっかけになるかもしれません。最近はSNSを活用した詐欺被害の呼びかけも増えているため、オンラインコミュニティなどでの情報交換も有効です。もし自分だけでは不安な場合は、弁護士など法律の専門家に相談して対応策を一緒に考えることも重要です。被害に遭った後の迅速な行動が、被害拡大を食い止めるうえで大きな助けとなるでしょう。

マッチングアプリで騙されたときの対処法とは?

「お金が必要と言われたので貸してあげたら連絡がつかなくなった」
「高額な宝石を購入させられたきり会えなくなってしまった」
このような場合は結婚詐欺やデート商法であることを疑うべきでしょう。
マッチングアプリで騙されてしまった場合には、マッチングアプリの運営や警察、消費者生活センターなどに相談をするのがおすすめです。
しかし、警察に相談をしても、積極的に捜査をしてもらえるとは限りません。事件性が低いとみなされた場合はなかなか犯人確保にまで至るのは難しいのが現状です。

「本当に詐欺だったのか確かめたい」「行方をくらました相手を探し出したい」このような場合には、人探しや身辺調査を得意とする興信所に調査依頼をするのがおすすめです。興信所の調査で居所が判明すれば、お金を返してもらうための交渉に入ることもできるようになります。
興信所では、相手の氏名や生年月日、住所、電話番号などから相手の潜伏先を調べることができます。万が一教えてもらっていた本名が偽名だったとしても、その他の情報等で調査を進めることもできるので、まずは相談をしてみましょう。その際には、どんな些細なことでも相手に関する情報を集めておくとスムーズに話が進みます。勤務先や車のナンバー、SNSのアカウントなど、知っていることは調査員に共有しましょう。

アーガスリサーチでは、詐欺被害の調査もおこなっております。居場所や本当の氏名、住所などを特定することも可能です。相談やお見積りは無料で承っておりますので、詐欺トラブルにお悩みの方はまずはお気軽にお問合せください。当興信所の調査員がしっかりとサポートいたします。