勤務先調査を依頼するのはどんな人? さまざまなパターンをご紹介!

2020.12.2

興信所に勤務先調査を依頼すれば、気になる対象者の仕事先だけでなく、役職や業務内容、仕事ぶりなどさまざまなことを調べてもらえます。
プロによる勤務先調査を必要としている人はたくさんいます。相手の人となりを知りたいと考えている人だけでなく、重大なトラブルを解決するために勤務先調査を依頼する人もいるものです。ここでは、どんな人が勤務先調査を依頼するのか、その依頼内容のパターンをご紹介いたします。

勤務先調査を依頼するのはどんな人? 依頼のパターンは?

1. 配偶者に不倫されている人

不倫問題の解決のために興信所に依頼を持ち込む方はかなり多いものです。不倫の証拠をおさえたいという依頼のほか、配偶者の不倫相手がどこに勤めているかを知りたいという調査依頼も少なくありません。配偶者が不倫している相手がどこの誰なのかが分からないというのは、不倫されている側にとってはかなり不安なものです。相手の素性を把握することができれば、その後のステップにも進みやすくなります。不倫相手の勤務先や連絡先が分かれば、接触禁止を通告したり慰謝料を請求したりするときに通知を出すことも可能となるのです。さらに、不倫相手の勤務先を特定することで、慰謝料請求における交渉を有利に進められる可能性が高まります。不倫の証拠を法的に有効な形で揃えた上で、不倫相手の社会的地位や経済状況を把握しておくことは、現実的な慰謝料の請求額を設定する上で重要です。また、勤務先が分かれば、裁判所を通じた給与差し押さえの手続きも進められるため、不倫問題の解決をスムーズにする助けとなります。さらに、不倫相手の背景や生活状況を把握することにより、配偶者との関係性や不倫の継続性についてもより深い理解を得ることが可能です。例えば、不倫相手がすでに他の家族を持っている場合や、不倫関係を続けるリスクが高い職場環境にいる場合など、得られた情報を基に今後の対応を計画することができます。
興信所に依頼すれば、これらの情報を法的リスクを回避しつつ正確に収集してもらえるため、不倫問題を解決するための有力な手段といえます。

2. 養育費や慰謝料の請求をしたい人

離婚した相手の勤務先調査も、興信所によく持ち込まれる依頼です。
一方に責任がある離婚の場合には、離婚前に慰謝料の取り決めをすることがあります。また、子どもがいる場合には養育費に関して取り決めをしておくのが一般的です。
しかし残念ながら、こういった費用を払わずに逃げてしまう方は少なくないのが現状です。特に、養育費の未払いは現在社会問題となっているほど増加しています。
慰謝料は精神的苦痛をこうむった人の権利、そして養育費は子どもの権利です。取り決めた慰謝料や養育費の支払いが途絶えたときには、請求してきちんと払ってもらうようにしましょう。相手の勤務先を調べれば、支払いの催促をすることが可能となります。また、催促しても支払いがない場合には、給与差し押さえなどの対処をするという方法も考えられます。
こうした調査は専門知識を要するため、自分で行うのが難しい場合には、経験豊富な興信所に依頼することが最善の選択といえます。また、興信所は調査を通じて得た情報をもとに法的手続きの準備をサポートするなど、安心して依頼できる体制を整えています。

3. 金銭トラブルを抱えている人

「貸したお金が返ってこない」「お金を持ち逃げされた」「家賃などの支払いが滞っている」などの金銭トラブルが起きたときにも、勤務先調査を依頼されるケースがあります。もちろん依頼をするのは、お金を知人に貸した方、持ち逃げされた方、部屋を貸しているオーナーの方などです。相手の職場の連絡先が判明すれば、借金や未払い金を催促することが可能となります。金銭トラブルが職場にバレるのは多くの人にとって大きなダメージとなるため、職場を把握するだけでもきちんと払ってもらえる可能性が高まるのです。もしも通告をしても支払いがない場合には、給与差し押さえの手続きに進むとよいでしょう。さらに、勤務先が判明すれば、直接の連絡だけでなく、内容証明郵便などを送付して法的な意志を示すことが可能です。また、相手の経済状況や信用情報を把握する一助となるため、トラブル解決に向けた交渉や法的措置を有利に進める材料にもなります。こうした調査は個人では難しいため、専門的な知識や経験を持つ興信所に相談するのが適切です。

4. 連絡がつかない相手を探したい人

「昔の恋人を探している」「恩師を探している」「失踪した友人を探している」など、人探しのために興信所を利用する人も意外と少なくありません。インターネットやSNSで知りたった人について詳しく知りたいという理由で、勤務先調査をしてほしいという依頼もあります。人の居場所や素性を知るために勤務先を知ることはとても重要なことといえます。今はどんな職場でどんな仕事をしているのか、どの地域に住んでいるのかなど、いろいろなことを知ることができます。勤務先が判明すれば、直接連絡を取ることができるだけでなく、その人の生活状況や現在の立場についても推測が可能になります。特に、長年音信不通だった人を探している場合や、どうしても伝えたい重要な話がある場合には、勤務先を把握することが解決の糸口となることもあります。また、SNSやインターネットの情報は時に不確かであるため、興信所を活用して信頼性の高い情報を得ることは非常に有効です。さらに、興信所は調査の過程で法律やプライバシーに配慮しながら行動するため、安心して依頼できるという点でも多くの人が利用しています。目的に応じた正確な情報を得ることで、円滑に問題を解決する手助けとなるでしょう。

5. 家族の仕事の様子を知りたい人

意外に思うかもしれませんが、自分の家族の勤務先調査をする人もいます。
特に、進学や就職のために家を出た子どもの現状を調べてほしいという依頼は多いものです。どこでどんな仕事をしているのか、危険な仕事をしていないかといったことが確認できれば、親としては安心です。また、同居の家族や配偶者が職業を偽っているのではないかという思いから調査を依頼する人もいるものです。家族の金遣いが荒くなった場合には、水商売やいかがわしい仕事をしている可能性があるので、心配な場合には勤務先を調査しておきたいものです。さらに、調査を通じて得られる情報は、家族間の信頼を回復する手助けとなることもあります。たとえば、疑念が晴れて安心できるケースもあれば、万が一何らかの問題が発覚した場合には早急に対策を講じることが可能となります。また、最近では詐欺や悪質商法に巻き込まれている場合も考えられるため、子どもや配偶者が怪しい集団やビジネスに関与していないか確認することも重要です。こうした調査を行う際には、専門の興信所に依頼することで、法律に触れずに安心・確実な結果を得ることができるでしょう。情報をもとに、冷静かつ適切な対応を取ることが家族の絆を守る鍵となります。

6. 子どもの婚約者の仕事内容を知りたい人

子どもの婚約や結婚にあたって、その親が興信所に依頼をするケースもあります。
婚約や結婚は人生の大きな選択となります。その後の人生を左右する局面だからこそ、親としてはトラブルを避けるためにさまざまな対処をしておきたいものなのです。
特に、子どもの恋人や婚約者がどんな仕事をしているのかは重要なポイントです。また、婚約者本人だけでなくその父母や親族に危険な仕事をしている人がいないかといった点まで調べる人もいます。お相手が安定した仕事に就いていることが分かれば、大手を振って結婚を応援することができます。しかし仕事内容によっては、結婚を反対しなければならないかもしれません。さらに、婚約者やその家族が過去に金銭トラブルや犯罪歴がないか、また、婚約者が実際に語っている経歴や学歴が事実であるかを確認するためにも、調査を依頼する親も少なくありません。このような調査を行うことで、結婚後のリスクを最小限に抑え、子どもの幸せを守ることにつながります。また、結婚を取り巻く情報が明確であれば、親子間の安心感や信頼関係が深まり、結婚の門出をより祝福できるでしょう。興信所の専門的な調査は、こうした親心を支える重要な手段となっています。

7. 恋人や婚約者の仕事内容を知りたい人

恋人や婚約者の仕事内容について調査したいと考える人もいます。
お付き合いをしている以上、相手の職業については当然ながら話をしていると思います。しかし、相手が仕事を偽っている可能性はゼロではありません。実際に、結婚後に相手が仕事を偽っていたことが判明してトラブルに発展するという例もあります。
今後のお付き合いでのトラブルを避けるためにも、交際相手の仕事について正しい情報を得ておくのはかなり重要といえるでしょう。
また、勤務先の人と浮気や不倫をしていないかが不安で勤務先調査の依頼をする人もいます。特に、交際が長くなり婚約や結婚が現実味を帯びてくると、相手の仕事や人間関係についての疑念が生じることもあるでしょう。さらに、相手の収入や職場環境が自分に話している内容と一致しているかを確認することで、今後の生活設計を立てるうえでも安心感を得られます。また、仕事を偽る背景には、多額の借金や違法な仕事に関わっている可能性も否定できません。そのため、相手を信じる気持ちを持ちつつも、慎重に情報を収集することは、健全な交際や将来の安定のために重要なステップといえるでしょう。興信所の専門的な調査は、こうした不安を解消するための頼れる手段です。

8. 退職した従業員の動向を知りたい人

企業の経営者や担当者が、退職した従業員のことを調べるために興信所に勤務先調査を依頼するというパターンもあるものです。
退職した人と連絡を取りたい理由はさまざまです。在職中に担当していた仕事に関して尋ねたり、在職中のトラブルについて問い正したりするために相手を探しているというケースは少なくありません。
退職した従業員の勤め先を把握しておきたいという会社もあります。競合他社で働いていた場合には技術の流用などのトラブルが考えられるため、調査が必要となることがあるのです。さらに、退職後に従業員が会社の機密情報を持ち出していないか、競業避止義務や秘密保持契約を違反していないかを確認する目的で調査が行われることもあります。このようなケースでは、勤務先の情報を得ることで、法的措置を取るための証拠を集めたり、問題の早期解決に繋げたりすることが可能です。また、退職後に別の業界に転職している場合でも、信頼関係やこれまでの付き合いを維持するために連絡を取りたいという理由で調査が行われることもあります。このような勤務先調査は、経営上のリスク管理や円滑な関係の再構築のために重要な役割を果たします。興信所の活用によって、企業は正確で効率的な情報収集を行い、適切な対応を取ることができるのです。

9. 取引先の状況を知りたい人

特定の人物を調べるのではなく、対象となる企業全体の情報を欲している人もいます。
企業の経営者は、相手先企業と取引をするにあたって企業の経営状況を調べることがあります。もしも取引を進める中で相手企業に問題が発生した場合には、自社までが大きなダメージを受ける可能性があるためです。取引をおこなう企業に問題がないかを調べておくことは、企業のリスクマネジメントにつながります。勤務先調査によって相手企業の経営状況がホワイトで信頼できると判断できれば、安心して取引をすすめることができます。
さらに、相手企業の従業員の雇用状況や離職率、従業員からの評判なども調査することで、企業の内部体制や労働環境についてのより具体的な情報を得ることが可能です。特に、新たな取引を検討している場合や長期的なビジネスパートナーを選定する場合には、これらの情報が重要な判断材料となります。また、相手企業が他社とどのような取引実績を持ち、業界内でどのような評価を受けているかを確認することも、取引のリスクを軽減するうえで役立ちます。このような調査は、通常のリサーチだけでは不十分な場合が多いため、興信所の専門的なスキルを活用することで、より深く正確な情報を得られるのが利点です。リスクを最小限に抑え、安心して取引を進めるための重要なプロセスといえるでしょう。

10. その他のパターン

勤務先調査を依頼する人が抱える事情は千差万別です。ご紹介したパターン以外にも、興信所ではイレギュラーな人探し相談にも応じてくれるものです。
複雑なお悩みを抱えている人は、まずは無料相談などを利用して興信所に実情を話してみてはいかがでしょうか。特に、個人では解決が難しい問題やデリケートな事情を抱えている場合、専門的な知識と経験を持つプロに相談することで新たな解決策が見つかることもあります。たとえば、家庭内のトラブルや遺産相続をめぐる問題、過去に失踪した家族や親族の捜索といったケースでも、興信所は的確な調査を行い、依頼者に寄り添った対応をしてくれます。また、状況が緊急を要する場合や、法的措置を視野に入れている場合でも、興信所の調査結果がその後の行動の基盤となることがあります。初めての相談では敷居が高いと感じる人もいますが、無料相談を利用することで気軽に第一歩を踏み出すことができ、専門家の意見を聞くことで冷静な判断がしやすくなるでしょう。興信所は依頼者のプライバシーを尊重しつつ、最適な解決策を提案してくれる心強い存在です。

勤務先調査をしたい人の事情はさまざまです。中でも、相手との人間関係や金銭関係のトラブル解決を目指している人は、切実な思いで興信所に依頼を持ち込んでいるものです。
興信所では、こういった人のためにプロの調査員が総力を上げて調査に応じています。問題解決のためにも、豊富な経験をもつ調査員が多く在籍する興信所を選んで依頼することをおすすめいたします。