【女性編】ストーカーになりやすい人の特徴とは? 性格やタイプについて

【女性編】ストーカーになりやすい人の特徴とは? 性格やタイプについて

ストーカー被害や性被害などの被害者となるのは、男性に比べると女性のほうが多いのが事実です。しかし必ずしも女性が男性をつけ回すことがないかというとそうではありません。まれなケースではあるものの、女性がストーカーの犯人となり、男性を狙ってストーキングすることもあるのです。
男性は女性に比べてストーカーへの警戒心が低い方が多いです。
もし、「夜道を誰かにつけられている気がする」「郵便物が荒らされていることがある」「家の外から誰かに見られている気がする」このような事態に心当たりがある場合、ストーカーの存在を疑ってみてもいいかもしれません。
今回は、どのような女性がストーカーになりやすいのかについてご紹介していきます。

ストーカーになりやすい女性の性格や特徴とは?

自己中心的

女性だけでなく男性にも言えることではありますが、自己中心的な性格の人はストーカーになりやすいといえます。相手の気持ちを思いやることができ、相手の立場になって物事を考えることができる人であれば、まずストーカーのような行為はできないはずです。しかし、何事も自分中心の思考になっている人は、自分の欲求や気持ちが最優先になるため、他人にとって迷惑な行為も実行してしまうことがあるのです。
「好きな人に自分の思いを伝えたい」「好きな人がどこに住んでいるのかを知りたい」「好きな人が何をしているのか把握したい」このような自分勝手な気持ちを押し通した結果、ストーカーと同じような行為になってしまうのです。

相手のことをすべて知りたがる

近頃、男性アイドルへの付きまとい行為、いわゆる“やらかし”と呼ばれている女性についてニュースになることが増えました。何らかのルートから男性アイドルのスケジュールを手に入れ、職場やプライベートにまで押しかけて常に付きまとうという迷惑行為をしていたというのです。その行為がエスカレートし、身体を触ったり体当たりをしたりする人もいると言います。このような人々の行為はストーカー行為とまったく同じです。実際にアイドルへのストーカー行為のために逮捕された例もあります。
自分が好きな人、思いを寄せている人のすべてが知りたいという欲求から、このようなストーカー行為に至ってしまうのだと推測できます。「私があの人のことを一番よく知っている」「彼は私だけのもの」という独占欲も混ざりあって、どんどんと行為がエスカレートしてしまうのです。

恋愛経験が少ない

恋愛経験が少ない女性もストーカーになりやすいタイプといえます。恋愛は人を成長させ、男女での付き合い方や人との距離感の取り方を学ぶものでもあります。何度かの失恋を経験し、それを乗り越えることでその人の恋愛観を鍛えていくことにもなるのです。
しかし恋愛経験が極端に少ない人の場合、恋愛関係における男女間の距離感を測り間違えることもあります。もちろんすべての人が当てはまるわけではありませんが、恋愛経験が少ない人はどうしても一度好きになった人のことを深く愛しすぎてしまう傾向にあるとも言えるのです。「まだこんなに好きなのに」「絶対に別れない」「他の女性と付き合うのは許さない」などの気持ちが高まり、相手に執着をしてストーカー行為に及んでしまうケースもあります。

嫉妬心が強く、愛情表現が豊か過ぎる

好きな人が自分以外の人と合っていることも許せない、どこに誰と一緒にいるのか常に把握しておきたいなど、束縛や嫉妬心が強い人もストーカーになりやすいタイプです。また、それに加えて「彼のことが大好き」と誰彼かまわずに公言している人はさらにストーカーになりやすいといえます。自分的にはストレートに彼への愛情を表現しているつもりでも、回りや当事者からするとそれはただの付きまといだということもあり得ます。

趣味が少ない

自分が夢中になれる趣味が少ない人は「好きな人または恋人=趣味」となりやすく、一人の人に依存しやすい傾向があります。他に集中したり熱中したりできることがないため、常に好きな人や恋人のことを考えていて、「どんなときも一緒にいたい」「相手にも常に自分のことだけを考えて欲しい」といった偏った考えに陥りやすくなるのです。
自分以外の人と会うことを嫌がる、常に連絡を取らないと不機嫌になるなどの女性はストーカー化する可能性が高いため注意が必要です。

人の意見を聞き入れない

人の意見を聞き入れることなく、常に自分の思考のみの言動をする女性もストーカーになりやすいといえます。「私はこう思う」「でも~…」と、自分の意見を押し通そうとする人にも要注意。「人の意見を聞かない=周りからの客観的な意見を聞き入れない」ということなので、周囲からするとやりすぎな行動でも「これくらいみんなやってること」「相手のことが好きだから尽くしているだけ」などと正当化し、どんどんとエスカレートしてストーカー行為にまでなってしまうことがあります。
ストーカーをしている人はそんなつもりがなくとも、その被害に遭っている人が迷惑だと言えばそれは立派なストーカー行為です。しかしそれすら聞き入れようとせず、どんどんとエスカレートしていく可能性があるため要注意です。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低く、自分に自信がない人ほどストーカー化しやすいともいわれています。もともと自分なんか……と言いながら諦めモードになっているため、少しでも自分に優しくしてくれた人に対してすぐに執着しやすくなるのです。「こんな私に優しくしてくれるのはこの人しかいない」という自分勝手な思い込みからはじまり、その考えがエスカレートすると「もしかすると私のことが好きなのかも……」という勝手な自信が芽生えてしまうことも。
異常なアプローチがはじまったり、ときには異常な嫉妬心をむき出しにしてきたりすることもあるので注意が必要です。

被害妄想が激しい

ときに自分のストーカー行為を相手のせいにして、自分の行動を正当化する女性もいます。このようなタイプの女性は被害妄想が激しく、「あなたのせいで私は傷ついた」「思わせぶりな態度をしてきたあなたが悪い」などと思い込みやすいふしがあります。そして、その気持ちを相手にわかって欲しい、こんなに傷ついた私のことを分かって欲しいという気持ちが膨らみ、ストーカー行為に至ってしまうのです。
男性のストーカー犯の場合、つきまといがエスカレートすると暴力に訴えるようになるケースが多いですが、女性の場合は「自分のほうが被害者だ」「自分は傷ついた」ということを嫌がらせなどで伝えようとするケースが多いです。そこまでになると丁寧な話し合いを設けても聞き入れてもらえない可能性が高いため、第三者や代理人を介すことがおすすめです。

女性のストーカー犯の場合、暴力に訴えかけることが少ないため、実害がなく警察がなかなか動けないというケースは少なくありません。しかし、執拗なつきまといや嫌がらせ行為は精神的に大きなダメージを与えてくるものです。立証できないストーカー行為で悩んでいるという場合は、興信所にご相談ください。
興信所アーガスリサーチではストーカー被害の調査もおこなっております。尾行や張り込み調査によってストーカーの実態を明らかにし、ストーカー犯の特定やストーカー行為の内容を報告書にまとめます。ストーカートラブルをいち早く解決するためにもぜひご相談ください。