夫・妻、配偶者の家出調査のポイントとは

夫・妻、配偶者の家出調査のポイントとは
「ケンカをしたきり夫(妻)が家を出て行ってしまった」
「仕事から帰ると妻(夫)の荷物がなくなっており、どこかに行ってしまった」
このように配偶者が家出をしてしまった場合、しばらくは状況が理解できずに呆然としてしまうという方がほとんどでしょう。
しかし、いつか帰ってくるだろうと待ち続けているだけでは、さらに夫婦間の距離ができてしまう可能性があります。配偶者が家出をしたときに取るべき行動のポイントについてご紹介します。

配偶者が家出をしたとき、調査すべきケースとは

配偶者が家出をしてしまったという場合、家にはいなくとも電話やメッセージのやりとりはできるというのならあまり心配する必要はないと言えるでしょう。「数日したら帰る」「今は〇〇に滞在している」などという情報が得られれば安心もできます。
しかし、連絡が取れない、どこにいるのかも分からないという場合は注意が必要です。家出をしたとき、多くの人は実家や友人知人宅を頼りますが、そのどちらにも滞在していない、そして誰も家出に関する情報を知らないという場合、もしかすると事件や事故などのトラブルに巻き込まれている可能性もあります。
連絡が取れない、夜が明けても帰ってこないなどの場合は速やかに警察に届けを出すことが大切です。しかし、警察に相談をしても状況によっては積極的に調査をしてもらえない場合もあります。大切な家族の行方を知るため、安否を確認するためには警察と別で調査を依頼することをおすすめします。
興信所では所在調査として、家出人を捜索する調査をおこなっています。日頃から尾行・張り込み、聞き込みなどを駆使して調査を進めるプロの調査員が多数在籍しており、家出人調査においても高い発見率を誇っています。家出調査は初動が大切だと言われているため、なるべく早く決断をして調査依頼をするのがおすすめです。

配偶者が家出をしたときに多い理由とは?

浮気や不倫などの異性トラブルでの家出

異性トラブルが原因の家出は、最も多いケースといえます。男女関係なく多いケースです。かねてから浮気相手と恋愛関係にあり、その恋愛が浮気から本気になってしまうことで、駆け落ちのように家出をしてしまうのです。
ここ最近の配偶者の言動を振り返り、浮気や不倫の影はなかったかを振り返ってみましょう。夫婦生活を拒むようになった、常に携帯を持ち歩くようになった、携帯にロックがかけられているなどの行動があった場合には注意が必要です。
浮気や不倫が原因で家出をした人の中には、開き直って堂々と浮気相手の家に入り浸っているというケースも多いです。このような場合、家出調査を進める過程で浮気や不倫の証拠を掴むことも可能です。浮気相手に慰謝料請求をするなどの際、離婚の話を勧める際などに役立ちます。

借金や金銭トラブルでの家出

ショッピングやギャンブルなどで借金が重なり、返済が難しくなったことで行方をくらましてしまうというケースも増えています。配偶者に借金がバレたくない、返済の取り立てから逃げたいなどの思いから家出をしてしまうのです。
また、人にお金を貸していたのに騙されてしまい、お金が帰ってこないがために経済状況が圧迫され、それが原因で行方不明になってしまうというケースもあります。

リストラや仕事のストレスなどによる家出

これは男性に多いケースですが、仕事でリストラにあってしまったことが原因で家に帰りづらくなり、そのまま失踪してしまうというケースもあります。妻や子どもにリストラの事実を告げることができず、現実から逃避したいということで家出をしてしまうのです。このような場合、自身の実家や友人などにも相談がしにくいため、カプセルホテルやマンガ喫茶などに身を寄せていることが多いです。
また、リストラだけでなく仕事のストレスが原因で家出をしてしまうというケースもあります。会社での人間関係が上手くいっていない、仕事量が多くストレスが溜まっているなどの場合、会社に行きたくないという思いからそのまま失踪してしまうのです。
他にも、会社の経営者が失踪してしまうなどのケースもあります。

介護疲れや育児疲れなどでの家出

女性に多いケースでは、介護疲れや育児疲れが挙げられます。とくに専業主婦の場合、家のことを一人で担っているという人が多く、ストレスや疲れなどが蓄積しやすくなります。夫に相談をしてもあまり手伝ってもらえず、周りに頼れる人も少ないという場合、ストレスや疲れが爆発して家を飛び出してしまうのです。
介護疲れや育児疲れが原因の場合は、事前に何かしらのサインが出ていることが多いです。介護や育児について、少し手伝って欲しいなどの相談はなかったか、ヘルパーさんやシッターさんを雇いたいなどの持ちかけはなかったかなど、最近の様子振り返ってみることも大切です。

配偶者の家出調査はどのようにしておこなわれる?

興信所の家出調査(所在調査、住所特定調査)では、基本的に尾行、張り込み、聞き込み、インターネットでの調査などがおこなわれます。その際に重要となるのが、調査対象者の情報です。顔写真や全身写真、氏名、年齢、生年月日、住所、勤務先の住所、車種、車のナンバーなどの情報が必須となります。さらに、行きつけの場所や友好関係、実家の住所、趣味趣向、パソコンや携帯のデータなども必要です。事前に得られる情報が多ければ多いほど、家出調査がスムーズに進みます。いち早く発見するためにも、できるだけ多くの情報を調査員に共有することが大切です。

先述もしている通り、家出調査は初動が重要になります。調査が出遅れれば遅れるほど、家出人が遠くに行ってしまったり、足取りを追うのが難しくなったりしてしまいます。つまり、調査が難航するようになってしまうのです。
さらに、家出から時間が経つにつれて、事故や事件に巻き込まれる可能性も高まります。いち早く見つけるため、そして家出人の安全を守るためにも素早く興信所にご相談することをおすすめしています。

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